福岡県自慢・福岡の日本一
福岡の食べ物として抜群の知名度があるのは、「ラーメン」「明太子」「水炊き」が御三家、次点が「もつ鍋」、「うなぎ」、「おきうと」、
「筑前煮」、「ごぼう天うどん」、「焼きうどん」、「鉄なべ餃子」など、 「ウマカモン(美味しい食べ物)」がずらり。
また、福岡県には、「日本一」のものが多いことをご存知でしょうか?
特に食べ物関係に多いのが特徴的です。
福岡県自慢の「日本一」をご紹介いたします。
辛子めんたいの生産量が日本一!!
福岡が発祥の「辛子めんたい」。
減少傾向にあるものの2005年1万6,499トンの生産量です。
全国的に有名な辛子めんたいの生産業者は、すべて福岡にあり当然生産量は一位です。
全国の約70%が福岡で生産されています。
高級茶「玉露」の生産が日本一!!
玉露の日本国内生産量約45%の福岡県 『 八女茶 』 。
福岡県八女郡星野村は、高級茶「玉露」の日本一の産地です。
豊かな味わいを醸し出すため、藁で日除けした茶を人の手で摘取る製法を頑なに守り続けた玉露は「星野伝統本玉露」と言われます。
たけのこ生産量が日本一!!
たけのこの平成22年の生産量は、39,746トン(林野庁)。
全国の消費量の83%は中国産の輸入品が占めるようになりましたが、
国産としては福岡県や鹿児島県の九州産が主な生産地となっています。福岡県は、年間13,226トンの生産を誇り、中でも北九州の「合馬たけのこ」や「八女のたけのこ」が有名です。
食用として広く栽培されているのがモウソウチクで、独特の風味、淡白の味わいと歯切れのよさなどから、和・洋・中華のお料理に幅広く使われています。
家具の生産が日本一!!
家具の街「大川」を有し、「大川ブランド」の婚礼家具を中心に、ありとあらゆる家具を生産しています。
とくに木製棚・戸棚の出荷金額は日本一です。
筑後川周辺に居住していた船大工が製造していた箱物が元祖といわれ、室町時代まで遡る事ができると言 われるほどの長い歴史をもっています。(写真は協同組合大川家具工業会)
屋台の軒数が日本一!!
全国の屋台の約40%は、福岡市の博多区中洲や天神、長浜に集中しています。
「福岡らしさの象徴」「観光スポットとして貢献」などといった声が多く
聞かれ、最盛期は過ぎたもののそれでも160軒以上はあります。
福岡の屋台と言えば、ラーメンや焼き鳥、おでん、鉄板焼きといった定番のメニューを置くお店が多く、店のオリジナルの味やこだわりでファンが多いです。
屋台経営者が経営できなくなったら廃業という「一代限り」ルールが設けられ、福岡の街から屋台が消えてしまう危機に直面しています。
福岡空港は滑走路1本当たりの発着数も空港へアクセスの良さも日本一!!
福岡空港は、年間の離着陸回数が14万回と滑走路1本の空港としては日本一の過密空港となっています。
その為、福岡空港に代わる新空港を建設する計画が色々と検討されています。また、福岡空港へのアクセスが日本一便利なことで有名です。福岡空港は都心のすぐそばに位置しており、市営地下鉄を利用すると中心繁華街である天神からは11分、博多駅からはわずか5分で到着する抜群のアクセスの良さです。
国際海路が日本一!!
博多港国際ターミナルは平成5年4月に開業。
釜山への定期旅客航路を有し、旅客数は年間84.4万人(平成19年)。
平成5年の旅客数の8倍以上に増加する急伸ぶりです。博多港は日本一の乗降人員を誇る国際旅客港です。
高速艇「ビートル」の登場で、韓国がグッと近くなったせいでしょうね。
ゴールデン・ウィーク中の人出が日本一!!
博多の春のお祭り「博多どんたく」の動員数は、毎年200万人を越え、 福岡博多を代表する祭りの一つとして知られています。
県内だけでなく全国各地から、たくさんの人出があります。
さらに驚きなのが、「博多どんたく」に出場する人の数の多さです。
なんと2万8千人、参加する人の多さも日本一です。
福岡タワーの高さが日本一!!
日本では話題の東京スカイツリーが634mで世界で一番高いのですが、 海浜タワーとしては、「福岡タワー」が日本一高いタワーとなります。
地上234メートル、展望室の高さが123mで、8000枚のハーフミラーで覆われた 近未来的なデザインは、 福岡の発展の象徴ともいえます。
福岡タワーは平成元年に福岡市制100周年を記念し開催された「アジア太平洋博覧会(よかトピア)」のモニュメントとして建てられました。福岡での観光・デートにおすすめのスポットとなっています。
木造大仏座像が日本一!!
木造坐像では日本一の大きさである福岡大仏。
なんと仏像の高さ10.8m、重さ 30t、光背の高さ16.1mの大きさです。
西暦806年に、空海(弘法大師)が唐から帰国後、最初に建てたという歴史ある寺が東長寺(南岳山東長寺)です。地下鉄祇園駅の1番出口を出た所にあり、真言宗の弘法大師創建の寺としては「日本で一番古い霊場」だそうです。
この寺には、国指定重要文化財である「木造十一面千手観音立像」もあります。(写真福岡地域別探検)
注連縄(しめなわ)が日本一
日本一の注連縄(しめなわ)で有名なのが、 福岡県福津市にある宮地嶽(みやじだけ)神社です。 長さ13.5m、最大直径2.5m、重さ5トンという日本一の大注連縄は神社のシンボルです。 宮地嶽神社には、「直径2.2メートルの日本一の大太鼓」と「重さは450kgもある銅製の大鈴]があり、日本一の3点セットがある神社で評判となっています。(写真地嶽(みやじだけ)神社)
処理能力日本で一番の海水淡水化施設
福岡の海水淡水化施設「海の中道奈多海水淡水化センター(まみずピア)」は造水能力が日産5万m3。
1日に約25万人が1日に家庭で使う水量を造水し、日本一の生産規模と、回収率は60%と世界最高レベルを誇っております。
福岡市には、一級河川がなく過去に大きな渇水に見舞われた福岡都市圏の水不足対策の切り札として期待されています。
福岡地区水道企業団が同市東区奈多の海岸沿いの敷地約4万6000平方メートルに建設したもので、2004年8月から稼動しています。 (写真 福岡地区水道事業団)
福岡県は人口100万人あたりの映画館数日本一
福岡県は人口100万人あたりの常設の映画館が多い都道府県ランキングで、 第1位。なんと人口100万人あたり28.5館(社会生活統計指標2003年)もあるのご存知でしたか?
福岡に住む人は幅広い映画作品に親しんだり、映画館のサービスを受けられるわけです。これって、なかなかすばらしい事ですよね。
(写真福岡県の映画館 MovieWalker)
まとめ
福岡県は、福岡市、北九州市の2つの政令指定都市を持ち、人口は、平成23年6月1日現在507万6,774人(推計)です。 また、福岡県には28市、30町、2村があり、これら60市町村(平成23年4月1日現在)は地理的、歴史的、経済的特性などから、「北九州」「福岡」「筑後」「筑豊」の4地域に分けられています。 私たちの住む福岡県は、福岡市を中心に豊かな自然と農林水産業や地場産業、 商工業などの多様な産業、 文化、 さらに個性ある都市群など、 魅力に満ちた地域です。 大都市の活力を持ちながら、良好な自然・居住環境をもったとても住みやすい街です。
アジアにおける人・モノ・情報の交流拠点を目指す「ふくおかアジア交流大都市圏構想」を推進しています。
「福岡県の自慢」いかがだったでしょうか?なにごとも「日本一」という響きは格別ですね。
たなか油屋も、「品質」や「サービス」、「こだわり」では日本一に輝きたいものです。